概 要

子供で虚弱体質の方に多いです。
治 療
使用漢方薬
次の漢方薬が、アレルギー性鼻炎・寛解期(根本療法)・気血両虚証に対してよく効く可能性が高いです。


処方名:十全大補湯
貧血があり、衰弱や倦怠感のつよい方
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処方名:人参養栄湯
体力低下、食欲不振、息切れなどのある方
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備 考
花粉を吸い込まない防御策と免疫カをアップする食生活で予防
花粉症予防のポイントは、まずアレルゲンとなる花粉を吸い込まないこと。
できるだけ花粉と接触しないことが症状の緩和になります。まだ花粉症にかかっていない人も、花粉許容量を超えると発症する可能性がありますから、外出時には天気予報の花粉飛散量をチェックして、マスクをするなどの防御策をとるようにしましよう。
帰宅時にはうがいや手洗いを習慣にし、体に付着した花粉を取り除きます。
洋服にも花粉がついているので、コートにブラシをかける、こまめに洗濯するなどの工夫を。洗濯物や布団も室内に干すか、乾燥機を使用するのがおすすめです。外に干す場合は、花粉飛散量の少ない日を選ぶようにしましよう。
花粉症などのアレルギー体質を改善するには、毎日の食生活も重要なポイ
ントです。食生活が不規則だったり、栄養バランスが崩れたりすると、免疫機能が低下する結果になり、それがアレルギーになりやすい体質を作る原因の一つになります。単品食ではなく、いろいろな食材をバランスよく摂取することがベストですが、特に体の防衛力を高めて抵抗力を強化するビタミンやミネラルが不足しないように心がけることが大切です。
また良質のタンパク質をとることも大切ですが、肉類は胃腸に負担をかけ
やすく、熱がこもりやすいので、魚中心のメニューに。特にサバやアジなどの青魚には、血液をサラサラにするEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれ、アレルギーの症状を出にくくする働きがあります。バランスのとれた食事で免疫力をアップし、花粉症に強い体質作りを心がけましょう。




