身体を冷やす生活が、体温を守る「陽気」を傷つける
体内をめぐる「陽気」には、身体を温めて体温を守る役割があります。
本来、夏は陽気がたくさんある時期なので、冷えが起こることはあまりありません。しかし、現代の生活では過度な冷房や冷たいものの摂りすぎなどで陽気を消耗してしまうことも。その結果、体内の陽気が不足して、夏でも強い冷えを感じてしまうのです。
また、すべての陽気の根本となる「腎」の衰えも冷えの原因に。腎の機能は加齢や病気などが原因で低下するので、特に高齢の人、慢性疾患のある人などは腎を養うことも心がけてください。
・強い手足の冷え
・腰痛
・腰の冷え
・むくみ
・頻尿
冷えやすい体質は、これまでの暮らしの中で時間をかけて作られたものです。改善しようと思ってもすぐに良くなるものではなく、毎日の生活の中で"冷えない工夫"をきちんと続けることがとても大切です。
夏は暑さからつい冷房や冷たい飲み物に頼りたくなりますが、もちろんこういった習慣は冷えを生む大きな要因です。
暑いときには上手に汗をかく、冷房の効いた部屋では長袖を一枚羽織る、冷やしていない飲み物で水分をたっぷり補う、胃腸を元気にしてしっかり栄養を摂る…。
そんなちょっとした工夫を心がけながら、"冷えない身体"へと体質を整えていきましょう。
次の漢方薬が、夏の冷え性・脾腎陽虚・に対してよく効く可能性が高いです。
冷え予防5つのボイソト
①夏でも湯船に。指先を動かしながら入ると血行促進に効果的。
②腰と足をしっかり保温。ゆったり半身浴などもおすすめ。
③こまめに身体を動かす習慣を。血行が良くなり、陽気も全身に届きます。
④洋服はしめつけの少ないものを選んで。外出時は羽織るものを忘れずに。
⑤冷たい食事や飲み物は冷えのもと。摂り過ぎには十分注意を。