水分不足でドロドロ血に!


概 要

「瘀血」(血行不良)

脳には無数の血管が巡っているため、スムーズな血流を保つことはとても大切です。しかし、汗で身体の水分が流失すると、血が濃縮されド□ド□血になり、血流が悪くなることも。結果、血流に敏感に感応する脳を中心に影響し、頭痛、物忘れといった症状が現れます。このような症状は、一時的なものではなく、根本的な水分不足が原因。血を全身に運ぶ「心」にも影響があることから、狭心症や高脂血症などの人も注意が必要です。

養生の基本は、水分を補給しながら、血流をスムーズにすること。また冷房が効いている環境では、血管が収縮しやすく循環も悪くなるため、もともと血行の悪い人は身体を冷やさないよう心がけてください。


主症状

・頭痛
・物忘れが多い
・手足がしびれる
・胸が苦しくなる
・胸に痛みがある
・顔色が黒ずんでいる


使用漢方薬

次の漢方薬が、夏の脳養生・瘀血・に対してよく効く可能性が高いです。

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処方名:冠源活血丸

冠源活血丸 本証に適合する方剤。
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210丸(7日分) 3,132円(税込)
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食 養

食養夏の脳養生-瘀血-対応の方は、次の食材を積極的にお召し上がりください。

肉 果物 野菜 温野菜 魚

血流を良くする食材、血管の若さを保つ食材などを中心にいただきましょう。なす、ピーマン、ズッキーニ、トマトなどを入れた「夏野菜のカレー」がおすすめです。
血に作用(血を補う、血流を促す)
●黒豆
●黒きくらげ
●なす
●小豆など色の黒い又は濃い食材
血流を良くする
●たまねぎ
●ニンニク
●ねぎ
●らっきょう
●カレーなど辛味のあるもの
血管の若さを保つ
●わかめ、もずく、昆布などの海草類


備 考

水枕

脳の若さを保ち、毎日をいきいきと!

夏の脳を元気に保つポイントは、ご紹介したように、まず水分補給をしっかりすること。ただし、冷たい飲み物をたくさん飲むと脾胃に負担がかかります。室温程度の飲み物を適量飲む、水分を多く含む食材(夏野菜など) を選ぶなどの工夫をしましよう。

汗を適度にかくことは体内の熱を発散するために必要なことです。高齢の方は発汗しにくく体温の調節が難しいため、熱中症にも注意が必要です。のどや体内の渇きにも気が付きにくいので、脱水症状を起こさないよう、こまめな水分補給で体温調節を心がけてください。

身体や脳の消耗を防ぐためには、睡眠を十分とることも大切。暑さで寝苦しい夜は、水枕などを用意するのもおすすめです。また中国では、竹製のゴザを布団の上に敷く習慣があるそうです。ひんやりと心地よく、ダニやホコリの心配も少ないので汗をかいても清潔。冷房だけに頼らず、自然を生かした身体にやさしい涼の取り方を工夫してみてください。

"脳の健康"を意識して養生を続けていくことは、脳の老化を防ぎ、若さを保つことにつながります。人生を楽しく過ごすためにも、いつまでも"元気な脳"で、いきいきと年齢を重ねていきたいものですね。


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