中医学には、独自の診断法がありますが、そのなかにのひとつに「舌診」があります。舌は、臓腑経絡、気血津液、邪正状況を反映する客観的な診断指標です。
こそぐと苔が容易に取れるものであり、「仮苔」(False Coating)ともいいます。
胃気衰敗
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Null
舌苔を観察するとき、どうしても色や厚みに目がいきがちですが、全体の特徴として、舌苔が舌にしっかりと付着しているか、あるいははがれやすいかを見るのも大事です。なぜなら、それが病気と体力の関係を知ることになるからです。病気になる原因には大きく分けてふたつあります。ひとつは、病気の勢いが強いために、病気になってしまう場合。
そして、もうひとつは、体力が低下しているために、病気になってしまう場合です。舌苔がはがれやすくなっているのは、抵抗力や免疫力などの体力が落ちているために病気にかかっている場合です。逆に舌苔がしっかり付着しているなら、体力はあるものの、病気の勢いが強いために病気になっているのです。
舌苔がはがれやすいようなら、抵抗力や免疫力が落ちているということですので、まずは体力の補充を重視します。このように、治療方針の根本的な方向づけに関わることですので、舌苔の付着の様子も観察するようにしましよう。
Tongue qualities were scientific measures because they were objective(客観).
I can feel it,you can feel it,so it's not subjective(主観).
病気の予後が悪いです。
朝一番に舌をチェックし、色・形・苔を評価しましょう。 ひび割れ(裂紋)や斑点があるか否かを確かめましょう。
舌の臓腑区分
病気が全身に波及している場合は、舌の全体に変化がみられます。
局部に限定している段階では、特定の臓腑区域に変化が見られます。
Tongue examination is one of unique exam method in Traditional Chinese Medicine(TCM).
It is a necessary component in clinical diagnosis.
Those famous doctor who lived in ancient society or live in modern society, are good at tongue-exam.