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舌体の上の苔に潤いがあるもので、正常な時、または湿邪が侵入した時にみられますよ！。
正常（津液の未損傷） ・湿邪
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舌色=淡紅舌、苔色=白苔、苔状=潤苔、舌形=正常ですね！。
舌色・舌形は正常だが、白苔・潤苔から脾胃虚弱による痰飲内聚。
温中化痰。
人参湯合苓桂朮甘湯。
舌色=紅舌、苔色=灰白苔、苔状=厚苔・潤苔、舌形=やや肥大舌ですね！。
紅舌は熱を、灰白苔・厚潤苔・肥大舌は痰飲を意味する。総合して湿熱証。
清熱燥湿。
竜胆瀉肝湯、黄連湯合半夏厚朴湯、柴陥湯。
舌色はうすく、舌体はぶくぶく肥満して、柔らかく湿っていて、舌縁には歯痕がありますね！。
舌苔は薄く白く潤って、舌尖はつるつる光っています。中央部は淡黄色です。
気血不足、気陰両虧（欠ける）、陽虚、脾胃虚寒。
元気虚衰、心陽不振、気血鬱阻。
虚血性心疾患及び種々の心臓疾患、心不全、慢性腎炎などによく見られますよ！。
舌色は淡白でして、舌質は肥満して舌縁に歯痕がありますね！。苔は白くて潤いがあります。
中央部は剥げおちていますが、新生顆粒がありますね！。
気虚陰傷、久病気血不続。
気陰両虚、虚火上炎。
エリテマトーデス・貧血及びその他の発熱性疾患に見られることがありますよ！。
舌は淡紅色にして柔らかく肥満して、舌面全部に薄く白い潤いのある苔で覆れ、顆粒は平均的に散らばっていますね！。
外感寒湿、脾虚湿盛。
肺胃湿熱、血瘀気滞。
徽菌性喘息・気管支炎・肺結核などによく見られます。
舌は暗い紫紅色でつやがないです。苔は白から淡黄色に移り変り、なめらかで汚れているが潤いがあります。
外感の寒湿化熱、水気上溢、営熱湿重、寒凝陽轡、痰飲瘀阻。
胸陽不振、飲邪癌阻。
急性心筋梗塞などの心臓脈管疾患に見られますよ！。
舌色=淡紅舌、苔色=薄白苔、苔状=薄苔・潤苔、舌形=歯痕・やや肥大。
肥大舌・歯痕により気虚、潤薄苔・薄白苔により痰飲。総合して気虚痰飲。
健脾益気、去痰化湿。
六君子湯、四君子湯、二陳湯。
正常の舌苔に適切な潤いがあるとき、「潤苔」と呼び、津液未傷（津液はまだ傷ついていない状態） を示しますね。
苔の潤燥を観察することによって体内の津液の盛衰・輸布（輸送、分布） の状態を推測することができます。
朝一番に舌をチェックし、色・形・苔を評価しましょう。
ひび割れ（裂紋）や斑点があるか否かを確かめましょう。
舌の臓腑区分
病気が全身に波及している場合は、舌の全体に変化がみられます。
局部に限定している段階では、特定の臓腑区域に変化が見られます。
Tongue examination is one of unique exam method in Traditional Chinese Medicine(TCM).
It is a necessary component in clinical diagnosis. 
Those famous doctor who lived in ancient society or live in modern society, are good at tongue-exam.
舌診解説:潤苔(moistness of coating)
