中医学には、独自の診断法がありますが、そのなかにのひとつに「舌診」があります。舌は、臓腑経絡、気血津液、邪正状況を反映する客観的な診断指標です。
舌の運動状態を診察することです。
強硬舌舌が板のように強直して硬くて動きが悪く、呂律が回らない状態です。
強硬舌・詳細
♣病理:気血・陽(寒)
萎軟舌舌体は弛緩・軟弱で舌を出す力が無いように見える状態です。
萎軟舌・詳細
♣病理:正常・表証(初期)
顫動舌舌体が微かに震えて、自ら止まらない状態です。
顫動舌・詳細
♣病理:熱証・実熱
歪斜舌舌体や舌先が片側に偏っている状態です。
歪斜舌・詳細
♣病理:熱
朝一番に舌をチェックし、色・形・苔を評価しましょう。 ひび割れ(裂紋)や斑点があるか否かを確かめましょう。
舌の臓腑区分
病気が全身に波及している場合は、舌の全体に変化がみられます。
局部に限定している段階では、特定の臓腑区域に変化が見られます。
Tongue examination is one of unique exam method in Traditional Chinese Medicine(TCM).
It is a necessary component in clinical diagnosis.
Those famous doctor who lived in ancient society or live in modern society, are good at tongue-exam.