こんな方に
熱性発疹性疾患初期の方
主 治
熱性発疹性疾患初期
適応症
麻疹(はしか)・風疹の初期、感冒、インフルエンザ、水痘、扁桃腺炎、皮膚炎、猩紅熱、発疹を伴う熱性病の初期、鼻出血、丹毒
妊娠・授乳の注意
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。
診断のポイント
●発熱、悪寒、無汗
●頭痛、筋痛
●上気道、粘膜症状
出典書籍
(source)
西暦1587年 明時代 『万病回春』 {龍+共}廷賢 →処方使用期間:420年間
(case study)
【升麻葛根湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
〈2、3日で発疹が治まり、1週間足らずで完治〉 小学校1年生のM子ちゃんが発熱しました。母親は市販のかぜ薬を買ってM子ちゃんに飲ませていましたが、なかなか熱が下がりません。発熱は3日続き、心配になった母親が、M子ちゃんを連れて行きつけの漢方の専門家を訪ねたところ、はしかであることがほぼ確定しました。口の中に、発疹の前兆症状であるコプリック斑が出ていたのです。 熱はあるものの食欲はさほど落ちていないM子ちゃんには、升麻葛根湯が処方されました。これを朝、昼、タと服用するのですが、服用した翌日、一気に発疹が出はじめました。 発疹は2~3日で治まったので、次は升麻葛根湯よりも効き目のやさしい柴胡桂枝湯に替えて、引き続き服用しました。すると、熱が下がるのも実にスムーズで、結局1週間足らずで完治したのです。M子ちゃんは、その後3日間休んだだけで元気に登校しました。 ・現代病名:はしか |
|
ウチダ 升麻葛根湯 煎じ薬の通販画面へ »
ウチダ和漢薬 » ≪医薬品≫ 漢方製剤No:101
本剤は、〈煎剤〉です。
煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k1015 | 30日分 | 10,778円(税込) |
【カゴに入れる↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに商品が1個入ります。
複数個お買い上げの場合は数量を入力して、【カゴに入れる↓】ボタンをクリックして下さい。
別の商品の【カゴに入れる↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに別の商品が追加されます。
このご注文からSSL(セキュリティ機能)を使用しますので、あなたの情報は安全に守られます。
の使用ができるようになりました。
電話注文 » | FAX注文 » | メール注文 » | 直接来店 » |
ツムラ 升麻葛根湯 エキス顆粒(医療用)の通販画面へ »
ツムラ » ≪医薬品≫ 漢方製剤No:101
本剤は、〈顆粒剤〉です。
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k0711 | 42包(2週間分) | 3,264円(税込) | ||
k0839 | 189包(63日分) | 12,037円(税込) |
●一日分生薬乾燥エキス量…2.25 g ●一日分価格(税込)…224円
【カゴに入れる↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに商品が1個入ります。
複数個お買い上げの場合は数量を入力して、【カゴに入れる↓】ボタンをクリックして下さい。
別の商品の【カゴに入れる↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに別の商品が追加されます。
このご注文からSSL(セキュリティ機能)を使用しますので、あなたの情報は安全に守られます。
の使用ができるようになりました。
電話注文 » | FAX注文 » | メール注文 » | 直接来店 » |
ご注文は、上記買物カゴ、E-メール、電話、またはFaxで承ります。
●ご注文は、上記買物カゴ、E-メール、電話、またはFaxで承ります。
所在地 | 〒134-0085 東京都江戸川区南葛西4-3-10 ハル薬局 |
---|---|
電 話 | 03-3686-5709 |
FAX | 03-3686-7547 [Fax注文書へ »] |
E-メール | ハル薬局への連絡はこちら » |
支払方法 | お支払方法(決済方法)のページへ » |
特定商取引法 | 特定商取引法に基づく表示へ » |
送 料 | ●本体価格5,000円(税込価格5,250円)以上お買い上げの場合は、送料無料です。 ●本体価格5,000円(税込価格5,250円)未満のお買い上げの場合は、送料全国一律500円です。 ●国外の場合は、別途実質送料を申し受けます。 |
その他負担すべき金銭 | ●消費税は、別途申し受けます。(販売価格の5%です)税込価格は全て表示してあります。 ●ゆうパック(代引き)の「代金引換手数料」は無料です。 ●銀行振込の場合は「振込手数料」が必要です。 ●郵便振替の場合は「郵便振替手数料」が必要です。 |
返 品 | ●返品は、商品を開封せずお届けから2週間以内であれば、お受けします。返品の為の送付料はお客様の負担でお願いします。 |
証の判定
証(症状・体質)判定を望む方は
証の判定メニュー画面へ »
※この判定のために、AI(人工知能)のエキスパート・システムを構築しました。
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。
八 法
…汗法:肺気を宣発し営衛を暢調にして膜理を開泄することにより、「遍身にちゅうちゅうと汗出づ」の状態にし、肌表にある外邪を汗とともに解除する治法です。
【中薬大分類】解表剤…発汗、解肌、透疹等をうながして、初期の感冒等表証に対処する方剤です。主に外感病の初期に使用します。
【中薬中分類】辛涼解表剤…冷やしながら解表(体内表面の邪気を除く)する方剤です。風熱表証(表熱)に用います。
八綱分類
表熱実(ひょうねつじつ) …証(体質・症状)は、一応表証(急性期)、熱(炎症)、実(体力あり)の方に適応しますが、この方剤は、たいていの、どの証にも対応します。
【気血津・臓腑証】
表熱・麻疹(ひょうねつ・ましん)…麻疹(はしか)の透発に使用されます。麻疹の発疹期で発疹が少ない場合、あるいは発疹を促進して治癒を早めたい場合に用い、麻疹の内攻による併発症を防止します。辛涼解表・清熱の処方構成であるところから、表熱に使用してもよいです。
【証(病機)】温病初期(おんびょうしょき)
中医学効能(治法)
解肌透疹
用語の説明(term)
・解肌(げき)…発汗剤によって体表の邪を発散させることです。
・温病(おんびょう/うんぴょう)…感染性発熱疾患のことです。温熱の邪を感受することでの発病です。←→傷寒。習慣的に「うんぴょう」と読むことが多いです。四季それぞれの季節において、温熱の邪を感受して引き起こされる各種外感急性熱病の総称です。臨床症状には、発病が比較的急・初期にかなり激しい熱象が現れます。病状の変化が速い・燥に変化し陰を傷つけることが多い、などの特徴があります。治療は、衛気営血あるいは三焦弁証理論にもとづき、解表・清気・通下・清営・涼血・開竅・熄風・滋陰・化湿などの治法を、各種の温病に対応させて用います。
組成成分 |
合 方(複数の漢方薬を合わせた処方)
他剤との効用併用を示します。合方は良効なケースが多いです。
本方の証の方で、さらに次の症状がある方は、合わせて次の方剤を飲むと良く効きます。
病症症状 | 合方 | 備考 |
---|---|---|
清熱の効能を強めたい場合 |
升麻葛根湯+桔梗石膏 » |
|