紫外線の影響は日焼けによるシミ、そばかすなど美容面だけでなく、健康面にも及ぶことがわかっているので、年齢性別問わず紫外線対策を心がけましょう。


概 要

シミやそばかすだけじゃない!健康面にも影響が…

紫外線対策というと真夏のイメージがありますが、5月でも真夏の7~8割くらいの紫外線量があるため、今の時期からしっかり対策をとりましょう。

紫外線は3種類あり、気をつけたいのはA波(UV-A)とB波(UV-B)です。

A波は肌の奥まで届いてしわやたるみなど肌の老化を進め、B波は肌の炎症やシミのほか、細胞のDNAを傷つけて皮膚がんの要因になることも。

紫外線のダメージは長期に渡り蓄積されるといわれているので、日頃から紫外線対策を習慣にしたいですね。ペン

身体の外側から&内側からダブルで対策を

日焼け止めを塗る、UVカット加工の衣類を身につけるなど肌への対策はできても、意外と見落としがちなのが目です。

目は強い紫外線を長期間浴びると、老眼になる時期が早まったり、白内障の発症にも影響するといわれています。

地面からの照り返しで紫外線を浴びることもあるので、日傘や帽子に加えてUVカット機能付きのサングラスかメガネを併用すると安心です。

また、食事で抗酸化作用のあるビタミンやリコピンなどをしっかりと補給し、紫外線からのダメージを体の内側からケアすることも大事です。ペン

曇り日や家の中でも紫外線にご用心!

紫外線の量は曇りの日でも晴れた日の半分ほど、日陰でも日なたの半分くらいの量があるといわれています。

さらに、紫外線はガラスを透過するので、室内にいても曇りの日でも日焼け止めば必須です。

特に、洗濯物を干す、ゴミ出しなどふだんの家事の時は紫外線対策を忘れがちなので、気を抜かずに対策をしましょう。ペン


治 療

日焼け止めをムラなく塗り、日傘や帽子などを併用する

PAは紫外線A波を、SPFは紫外線B波を防止する効果の目安で、+の数や数値が大きいほど効果が高いので生活シーンに合わせて選んでください。

ムラがないように均一に塗り、2~3時間おきに塗り直すことも忘れずに。

UVカット加工を施した日傘や帽子、サングラスかメガネ、アームカバー、ストールなどを併用するのがおすすめです。ペン




食 養

食養紫外線対策-Top-対応の方は、次の食材を積極的にお召し上がりください。

肉 果物 野菜 温野菜 魚

抗酸化作用の強いとビ夕ミンA・C・Eやリコビンがおすすめ

紫外線を浴びると活性酸素が発生し、細胞を傷つけたり老化を引き起こす要因に。

抗酸化作用の強いビタミンA、⊂、Eを多く含む食品を摂ると活性酸素の働きが抑えられ、肌のダメージの修復も進むといわれています。

また、トマトに多く含まれる成分のリコピンも抗酸化作用が強く、体の内側からの紫外線対策に役立ちます。ペン

トマトのリコピンに注自

リコピンはトマトの赤い色素で抗酸化作用が強く、その作用はビタミンEの100倍以上ともいわれています。

美肌効果にとどまらず、生活習慣病の予防や血中の善玉コレステロールを増やすなども期待できるそう。

リコピンは油と一緒に調理したり、すりおろしたり加熱することで吸収率がアップします。ペン