冷えに加えて、頭痛や関節痛などのつらい痛みも
血行が悪くなると、温かな「血」がスムーズに全身をめぐらず、冷えの症状も起きやすくなります。
その原因は、生活上の圧力や食事の不摂生、睡眠不足などさまざまですが、この時期は冷房による冷えや急激な温度変化にも要注意です。
血管が収縮して、血行不良が起こりやすくなるのです。
また、血行不良は冷えばかりでなく、頭痛や関節痛、生理痛などつらい痛みを引き起こすこともあります。
バランスのとれた食事、質の良し睡眠、身体を冷やさない工夫など、日頃から血行を改善する生活を心がけましょう。
・冷え
・しびれ
・頭痛
・関節痛
・腹痛
・生理痛
・ストレス過多
冷えやすい体質は、これまでの暮らしの中で時間をかけて作られたもの。改善しようと思ってもすぐに良くなるものではなく、毎日の生活の中で"冷えない工夫"をきちんと続けることがとても大切です。
夏は暑さからつい冷房や冷たい飲み物に頼りたくなりますが、もちろんこういった習慣は冷えを生む大きな要因です。
暑いときには上手に汗をかく、冷房の効いた部屋では長袖を一枚羽織る、冷やしていない飲み物で水分をたっぷり補う、胃腸を元気にしてしっかり栄養を摂る…。
そんなちょっとした工夫を心がけながら、"冷えない身体"へと体質を整えていきましょう。
次の漢方薬が、夏の冷え性・気滞血瘀・に対してよく効く可能性が高いです。
夏の冷え性-気滞血瘀-対応の方は、次の食材を積極的にお召し上がりください。
辛みのある食材で、滞った血の流れをスムーズに
・うこん
・紅花
・玄米
・よもぎ
・そば
・いわし
・太刀魚
・納豆
・紹興酒(少量)
冷え予防5つのボイソト
①夏でも湯船に。指先を動かしながら入ると血行促進に効果的。
②腰と足をしっかり保温。ゆったり半身浴などもおすすめ。
③こまめに身体を動かす習慣を。血行が良くなり、陽気も全身に届きます。
④洋服はしめつけの少ないものを選んで。外出時は羽織るものを忘れずに。
⑤冷たい食事や飲み物は冷えのもと。摂り過ぎには十分注意を。