量が多い・色が薄く水っぽい。陽気不足による固摂の低下。
腎のパワーが弱く、陽気が不足
腎は生命活動の源ともいえる臓であることから、加齢とともに、その機能が自然と衰えていきます。また、慢性疾患による消耗から、腎の働きが弱くなることもあります。
このような原因で腎の「陽気」が不足すると、「陰邪」である湿邪が発生し、不快なおりものの原因になります。
また、腎の機能が弱くなると、身体に必要な水分を体内で留めておく力が不足し、おりものの量が増えてしまいます。
この体質(証)は更年期に見られることが多く、冷え性、腰痛、めまい、耳鳴り、物忘れ、夜間の頻尿といった症状を伴うことが特徴です。腎を養うことを心がけ、おりものの流出を防ぎましょう。
●おりものの量が多い、色が薄く水っぽい
●冷え性
●腰痛、腰がだるい
●めまい
●耳鳴り
●物忘れ
●夜間の頻尿
温腎補陽・固渋止帯
腎陽を温補して元気をつけ機能を高め、陰精の下泄を固渋によって止めます。
次の漢方薬が、帯下・腎陽虚の場合・に対してよく効く可能性が高いです。
商品番号 | 規 格 | 税込価格 | 数 量 | この商品を買う↓ |
---|---|---|---|---|
k0622 | 2.5g×42包(2週間分) | 3,713円(税込) | ||
k0750 | 2.5g×189包(63日分) | 15,545円(税込) |
規 格 | 税込価格 | 数 量 | この商品を買う↓ |
---|---|---|---|
2.5g×42包(2週間分) | 3,713円(税込) | ||
2.5g×189包(63日分) | 15,545円(税込) |
胖大
滑苔
沈で遅い
帯下-腎陽虚の場合-対応の方は、次の食材を積極的にお召し上がりください。
五臓六腑の基本である腎を養い、身体に必要な水分の流出を防ぐことがポイントです。
●山芋
●クコの実
●ニラ
●くるみ
●栗
●ざくろ
しっかり体力をつけ、清潔を心がけましよう。
このように、不快なおりものの症状を解消するためには、身体の中から改善していくことが大切です。免疫力の低下も根本的な原因となるので、まずは「十分に睡眠をとる」「バランスの良い食事を心がける」など、しっかり体力を養うことを基本に考えましょう。また、湿邪は「陰」にあたるため、身体を冷やさないようあたたかくする工夫も忘れずにしましょう。
おりものが気になるときは、通気性の良い綿素材の下着を選び、なるべく蒸れを防ぐようにしてください。常に清潔な状態を心がけること、入浴の際は刺激の少ない石けんを選ぶことなどもポイントです。
また、菖蒲湯もおすすめです。漢方では、菖蒲は胃を健やかにし、邪気を発散する薬草として使われています。香り高くアロマテラピー効果も期待できるので、季節のお風呂をゆっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。