「内傷脾胃、百病由来(脾胃の障害はいろいろな病気の由来となります。)」という言葉がありますように、元気な脾胃(胃腸)で確実に栄養をとることは、健康生活の基本です。

夏の暑さを乗り切るために、脾胃(胃腸)の元気を守るように養生しましょうね!。


概 要

「冷え」からくる不調

体内の陽気を消耗させる冷えに注意

中医弁証学では、春から夏は、「春夏養陽」といって体内の陽気(身体を温める働きをする)を養うことが養生の基本です。
しかし、夏でも冷房や冷たいものの摂り過ぎで身体が冷えることが多く、体内の陽気を消耗してしまうこともあります。


主症状

・腹痛
・お腹の冷え
・下痢
・全身の冷え
・顔色が白い


陽気不足

治 療

こうした陽気不足から体内に冷えが生じ、胃腸の働きにも影響して不調を引き起す原因となります。冷えは血行を悪くさせ、痛みやしびれなどの症状を引き起こすことになりますので、夏でも体内の陽気を守り、血行を良くすることを心がけましょう。


使用漢方薬

次の漢方薬が、夏の胃腸障害・冷え(陽気損傷)・に対してよく効く可能性が高いです。

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処方名:人参湯

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処方名:安中散

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処方名:平胃散

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処方名:真武湯

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処方名:当帰養血精

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処方名:六君子湯

六君子湯 脾気が不足した病態で、機能不足に相当します。
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処方名:大建中湯

大建中湯 虚寒証で腹中が冷えるために腸管が痙攣したり、蠕動が興奮して腹痛や腹部膨満感を起こす方を治します。腹部が軟弱無力な場合と薄いがベニヤ板のように緊張している場合とがあります。時に腸の蠕動が外から見えることがあります。
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食 養

食養夏の胃腸障害-冷え(陽気損傷)-対応の方は、次の食材を積極的にお召し上がりください。

肉 果物 野菜 温野菜 魚

冷えを取り除き、体内を温めるものを食べましょう。冷たい料理には薬味をたっぷり添えて召し上がりましょう。
●生姜
●山淑の実
●ねぎ
●八角
●みょうが
●シナモン
●にんにく
●ナツメグ


備 考

脾胃に元気をもたらす薬膳茶

 「湿」対策には ●紅茶+生姜+チンピ
●はと麦+生姜
●コーン茶(韓国で一般的)
●とうもろこしの髭茶
●干しぶどう+生姜(むくみに)
 「冷え」対策には
●しその葉+生姜+黒糖
●紅茶+シナモン+黒糖
●紅茶+マイカイ花+蜂蜜
 「胃腸のもたれ」には
●はと麦+なつめ
●玄米茶+チンピ
●玄米茶+なつめ
 「食欲不振」には
●プーアル茶+チンピ
●サンザシ十チンピ
●チンピ十生姜十なつめ
 
 「慢性疲労」には
●はと麦+なつめ(+蜂蜜)
●はすの実+なつめ+蜂蜜
●高麗人参+なつめ+蜂蜜


夏を乗り切る暮らしの養生

1.胃腸を冷やさないよう、夏でも温かい料理や飲み物をいただきましょう。お茶は麦茶よりも「ジャスミンティー」や「緑茶」がおすすめですよ!。

2.サラダや冷奴などの冷たい料理には、「みょうが・しそ・生姜」など冷えをやわらげる薬味でひと工夫しましょう。

3.食材が傷みやすい梅雨から夏は、冷蔵庫を過信せず、なるべくこまめに買い物をしましょうね!。食中毒の対策としても有効です。

4.一日の終わりは湯船につかってのんびりしましょうね。冷房で冷えた身体が温まり、血行促進にも効果的です。

5.朝は胃腸を整える「藿香正気散」、夜は陰陽バランスを整える「生脈散」を。中国では一般的な、夏の健康習慣です。


春夏養陽 湯船につかってのんびり