いざ妊娠を考えると、なかなか子どもができない。

晩婚化にともなう出産年齢の上昇などを背景に、そんな不妊の症状に悩む男女が増えています。

いつかは産みたい人も、今すぐ子どもを授かりたい人も、中医学の"妊活"で積極的に体質を整え、妊娠力のアップをめざしましょう。 ペン


概 要

生理が続くあいだ、体と心が健康な状態なら女性の体が妊娠・出産をするのは、ご<自然なこと。漢方ではそう考えます。

ところが現代生活では、不規則な食事や睡眠不足が続き、度重なるストレスや体の冷えなどで体そのもののパワーが落ちている人がいっぱい。

そのままにしてしまうと、体と心のバランスが乱れるだけでな<、女性本来が持つ「妊娠力」も低下することに。



漢方生活は、その体と心のバランスの乱れを整えながら、無理せず、自然に、より健康になれる方法を教えて<れます。

体が健康になれば、「妊娠力」は自然に高まっていくものなのです。



「妊娠力」は心身の健康力。漢方生活を続けることで手に入れた健康な体は、もしも、妊娠・出産というプロセスを経験しなかったとしても、その後の人生をいきいきと過ごすためのとても心強い味方になるはずです。


主症状

女性側の主な原因
排卵障害
卵管の異常(閉塞、狭窄、癒着など)
子宮頸管の異常(淡症粘液分泌異常など)
子宮内膜の異常(子宮筋腫、子宮内膜症など)
免疫の異常(精子を攻撃する抗体)



腎は加齢とともに自然と衰えていくため、女性も男性も、30歳を過ぎた頃から腎のケアを意識することが大切ですよ!。

また、過剰な性生活は腎精の消耗につながるので、妊娠したい!とあまり焦らず、タイミングを考えた適度な性生活を心掛けましょうね。


備 考

暮らしの養生

「冷え」は血行不良などにつながり、不妊の一因になります。入浴、温かい飲食、冷えない服装など、日々の"温活"を心がけて生活しましょう。
1日3食、バランスの良い食事でしっかり栄養を取りましょう。過度な飲酒やダイエットはNGです。
適度な運動で気・血の巡りを促して。ストレッチやヨガなど、自分に合った運動を習慣にしましょうね!。
ストレスは妊娠カアップの大敵です。不妊治療は結果に"一喜一憂"してしまいがちですが、なるべく気持ちを穏やかに保ち、リラックスして妊活を続けましょう。