中医学には、独自の診断法がありますが、そのなかにのひとつに「舌診」があります。舌は、臓腑経絡、気血津液、邪正状況を反映する客観的な診断指標です。
舌体が震えて止まらないものです。
気血両虚 ・陽虚
舌を出すと、ピクピクとふるえます。しびれ、めまい、ふらつき、ふるえ、頭痛、のぼせ、目の充血、動悸、イライラなどの症状もみられます。中枢神経などの神経系か、ホルモン内分泌系の失調により、急な発病や体調変化が起こりやすくなっていると思われます。
舌が赤いなら、高血圧、脳血管障害、自律神経失調症、甲状腺機能元進症などが心配です。逆に、舌が白っぽいようなら、体力の衰え、胃腸機能の低下が考えられます。疲れやすい、気力が湧かない、声が小さい、ため息が出るなどの症状はありませんか。胃炎や貧血、免疫力の低下、がんが気になります。
Tongue qualities were scientific measures because they were objective(客観).
I can feel it,you can feel it,so it's not subjective(主観).
淡白舌・痩薄裂紋舌を伴うことが多いです。
紅舌・紅点舌・少津・黄苔・高熱を伴います。
紅緯舌・舌辺紅点・少苔剥苔無苔を伴います。
*1 熱極生風:熱が極まり内風の生じる状態。
*2 肝陽化風:肝陽が上元して内風に変化すること。
朝一番に舌をチェックし、色・形・苔を評価しましょう。 ひび割れ(裂紋)や斑点があるか否かを確かめましょう。
舌の臓腑区分
病気が全身に波及している場合は、舌の全体に変化がみられます。
局部に限定している段階では、特定の臓腑区域に変化が見られます。
Tongue examination is one of unique exam method in Traditional Chinese Medicine(TCM).
It is a necessary component in clinical diagnosis.
Those famous doctor who lived in ancient society or live in modern society, are good at tongue-exam.
●料理が薬(くすり)になる膳=薬膳
●薬膳=食べる方の体質に合っている食事料理
●薬膳は中華料理とは限りません。日本の日常の食材で作れます。
味の濃いもの、カロリーが高いものは控えましょう。
体の熱を取るセロリ、なす(茄子)、きゅうり(胡瓜)、とうがん(冬瓜)などの野菜を食べましょう。
食べ過ぎ、飲み過ぎに気をつけましょう。
ストレス発散は運動で汗を流すのがおすすめです。
ストレスや飲酒、脂肪分の多い食事などで体に熱がこもり、不調になっている体質です。ストレスにより肝がダメージを受け、この状態が続くと、脾や胃も弱くなり、心にも影響を及ぼすように。放置すると胃腸炎などの消化器系の病気や、脳卒中、心筋梗塞など循環器系の病気に陥るおそれがあります。
まずは、飲酒を控え、脂肪分の多い食事をやめましょう。涼性、寒性の野菜をたくさん食べて、体の余分な熱を取り除いたり、気の巡りをよくする食材をとるなど、食生活から見直してください。
身体の熱を取るセロリ、なす、きゅうり、冬瓜(とうがん)などの野菜を食べましょう。食べ過ぎ、飲み過ぎに気をつけましょう。ストレスの発散は運動で汗を流しましょう。
●主菜には、ただちに「陽気」を養ってくれる羊肉、鶏肉などに、スパイスを使用して身体を温めると良いでしょう。
身体を温める「生姜(しょうが)」や「シナモン(桂皮)」などを積極的にとり、身体を冷やすものは避けましょう。
冷たい食べ物はできるだけあたためて食べましょう。
日光を浴びて散歩すると、陽の気が高まるので良いです。
身体を温める「陽」の気が足りないのが「陽虚」です。体が冷えやすく、そのために腰や関節に痛みを感じたり、下痢をしやすいなどの症状があります。
寒さに弱くて、冬になると不調になりがちです。寝ても疲れがとれません。やる気が出ず、声に力がないといった特徴があり、体がむくんだり、尿の量が少ないといった症状も見られます。
夏場でも体を冷やさないように注意し、胃腸を冷やす生ものや冷たいもの、消化が悪い脂っこいものや高カロリーの食べ物は避けましょう。また、「塩分の控えめ」も心がけてください。
身体を温める「陽気」が不足している「陽虚体質」は、手足が冷たく寒がりで、全身の冷えが特徴です。
冷えの中心が腎にあると、頻尿や膝腰の冷えが顕著になり、脾にあると、お腹が冷えて下痢しやすくなります。「気虚体質」が冷えを受けてこの体質になると、「気虚」「陽虚」2つの体質を持ち合わせることになります。
この体質は、季節を問わず身体を冷やさないことが大切です。夏でも上着を用意して、足腰やお腹を冷やさないようにします。
身体を冷やしやすい「寒性」の食材は控え、陽気が補われやすいように「辛味」の食材と「甘味」の食材をいっしょに摂りましょう。熱かんなど、身体を温めやすいお酒なら、適度な飲酒も問題ありません。
●身体を冷やす「寒性」、「涼性」の食材や、緑茶などの「苦味」の食材の摂り過ぎに注意しましょう。
●にがうり、セロリ、トマト、なす、すいかなどは、なるべく避けましょう。
●気になる不調を自分で手軽にケアする方法として、おすすめなのが『ツボ』(経穴)です。
数千年の歴史を持つ中医学(東洋医学)の治療法です。
WHO(世界保健機関)の主導でツボの名称統一を行うなど、最近は世界的にも関心が高まっている治療法です。
「お茶で一服する」「トイレに立つ」といったタイミングでツボを押すことを、ぜひ習慣化しましよう。その場で不調を解消できるだけでなく、病気への抵抗力や免疫力を日々、高めていくことが可能です。
上半身の熱や余分なものの溜まりを取る作用があります。
ストレスや飲酒、脂肪分の多い食事などで身体に熱がこもり、不調になっている体質です。ストレスにより肝がダメージを受け、この状態が続くと、脾や胃も弱くなり、心にも影響を及ぼすように。放置すると胃腸炎などの消化器系の病気や、脳卒中、心筋梗塞など循環器系の病気に陥るおそれがあります。
まずは、飲酒を控え、脂肪分の多い食事をやめましょう。涼性、寒性の野菜をたくさん食べて、体の余分な熱を取り除いたり、気の巡りをよくする食材をとるなど、食生活から見直してください。
身体の根本である「腎」の働きをよくします。腰痛や生理痛にも効果があります。
身体を温める「陽」の気が足りないのが「陽虚」です。体が冷えやすく、そのために腰や関節に痛みを感じたり、下痢をしやすいなどの症状があります。
寒さに弱くて、冬になると不調になりがちです。寝ても疲れがとれません。やる気が出ず、声に力がないといった特徴があり、体がむくんだり、尿の量が少ないといった症状も見られます。
夏場でも体を冷やさないように注意し、胃腸を冷やす生ものや冷たいもの、消化が悪い脂っこいものや高カロリーの食べ物は避けましょう。また、「塩分の控えめ」も心がけてください。
●世界の伝統医学の中でも、最も理論体系が整い、豊富な治療手段を備え、長い経験の蓄積があり、実用性の高いのが中医学(東洋医学)です。
この医学は病気の治療ばかりでなく、養生思想も内容が豊かで、病気の予防や健康増進にも活用できます。
その大きな特徴は、一人一人に合わせたやさしい眼差しで、各個人の体質を見極め、体質や体調に合った養生や生活改善を提案することです。
熱いお風呂に入ると、のぼせたり、肌が赤くなってかゆみが起こることが多いため、お風呂の温度は低めに設定するのがポイント。
上半身はほてっているのに、下半身は冷える「冷えのぼせ」がある人は、腰から下はゆっくりとお湯につかり、上がるときには、上半身だけ30~35℃くらいのぬるいシャワーを浴びましょう。足湯もよいです。下半身を温めることで、体の上部にこもった熱が下がり、気が全身にめぐります。
また、お風呂上がりにはぬるめのお茶で水分補給をして余分なほてりをクールダウンさせましょう。
ストレスや飲酒、脂肪分の多い食事などで体に熱がこもり、不調になっている体質です。ストレスにより肝がダメージを受け、この状態が続くと、脾や胃も弱くなり、心にも影響を及ぼすように。放置すると胃腸炎などの消化器系の病気や、脳卒中、心筋梗塞など循環器系の病気に陥るおそれがあります。
まずは、飲酒を控え、脂肪分の多い食事をやめましょう。涼性、寒性の野菜をたくさん食べて、体の余分な熱を取り除いたり、気の巡りをよくする食材をとるなど、食生活から見直してください。
陰虚タイプのほてりと違い、内熱タイプは、熱を発散させるためにもジョギングやテニスなどの運動もOKです。たまに一日がんばるのではなく、毎日の習慣にしましょう。
ただ熱が上にのぼるので興奮しやすく、本当は疲れていても気持ちでは疲れていない、体力が合って元気だと思いがち。あまりがんばりすぎないよう、意識してブレーキをかけたほうがよいでしょう。
まず、服装にはいつも気を配ることが大切です。
冬ならちょっとした外出でもマフラーと手袋を忘れずにお出かけください。
夏は、冷房がきいた場所と炎天下を行き来すると、血管がそのたびに収縮と拡張を繰り返して、血のめぐりが悪くなる原因になるため、はおりものをバッグに忍ばせて、こまめに服装を調節することを心がけて。
「寒い」と感じる前に着るのがコツです。
また、冷えが体内に入り込みやすいおなか、腰、足首、かかとは、どんな季節でもしっかりガードするようにしましょう。
そして、入浴はシャワーですませず、できるだけゆっくりと湯船につかる習慣を身につけましょう。
身体を温める「陽」の気が足りないのが「陽虚」です。体が冷えやすく、そのために腰や関節に痛みを感じたり、下痢をしやすいなどの症状があります。
寒さに弱くて、冬になると不調になりがちです。寝ても疲れがとれません。やる気が出ず、声に力がないといった特徴があり、体がむくんだり、尿の量が少ないといった症状も見られます。
夏場でも体を冷やさないように注意し、胃腸を冷やす生ものや冷たいもの、消化が悪い脂っこいものや高カロリーの食べ物は避けましょう。また、「塩分の控えめ」も心がけてください。
身体を動かさないでいると、熱の産生源でもある筋肉を衰えさせ、ますます冷えやすい身体になってしまいます。冷え性を治すためにも、血のめぐりをよくするためにも、適度な運動は必要です。
長続きさせるために、自分が楽しめるようなスポーツを選びましょう。
ただし、水泳や水中運動は避けてください。水温がそれほど低くなくても、水には身体の熱を奪う性質があるからです。